「10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み」読書中

読書する時間が取れるというのは、とても贅沢な時間ですね。

子どもが生まれてからは特に、自分のために時間を使うのが得意ではなくなってしまい、トイレですら大急ぎで出てくる毎日。

そんな中、副業を始めるきっかけになった方に紹介されて読み始めたのが名郷根修さんの「10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み」でした。

「10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み」あらすじ

10倍の成果を生み出すためにどのように仕事をすれば良いのかが、わかりやすくまとまっている本でした。

子どもが生まれてから、どうしても家庭と仕事、育児のバランスがうまく取れず、自分自身にも余裕がない日々が続きました。

どうしようもないのかな、と思っていたのですが、そんなことはないと思い直すことにつながったんです。

特に、改めて見つめ直したのはこちら。

・目標は今の延長線ではなく、10倍の目標を立てる

・好きと得意を仕事にする

・「どうやるか」より「誰とやるか」

そう思った自分がいます。

だって、今までで考えたら、残業時間を3時間減らすぞ！、今日は定時で帰るぞ！だったり、先月は1万PV取れたから、今月は1.5万PV取るぞ！みたいなレベル感で考えていたわけです。

これが急に毎日定時！今月10万PV目指す！になるわけで。

これって正しい目標設定なの？、達成可能な目標設定ができてるのかな？と不安にもなります。

ですが、この目標をクリアするためにはたいてい、自分の今まで通りの動きでは達成できない。

だからこそ、他の人の力を借りる、新しい手法を試してみる、などリソースの拡大を考えるわけです。

その結果、大きな成長を生むんですね。

これも意外とできている人は少ないですよね。

できるから頼まれていた仕事や、あまりやりたくないけど他にお願いする人がいなくて惰性でやり続けていた仕事など、特に日本社会では「好きと得意」のみで仕事できている人は少ないはず。

これが「好きと得意」に特化した途端、仕事効率も上がり、自分のモチベーションも上がり、お給料も上がる？らしい、とても大切なポイント。

確かに、いやいややっている仕事はつまらないし、効率も上がらないですよね。

会社で引き受けている仕事を見直し、割り振りで調整ができるのか、もしくは最悪転職を考えるのか、自分のキャリアを見直す重要な転換点になりそうです。

目標達成を考えるとき、まずは「どうやるか」を考えがち。

ですが、本当に重要なのは「誰とやるか」らしい。

「どうやるか」を考え出すと頭でっかちになり、「やらない言い訳」だってつい考えてしまいます。

脳みそは変化をすることを恐れているので、当たり前ですよね。

変わらないことは怖い、でも変わることはもっと怖い。

「誰とやるか」に振り切って、任せるべき仕事を任せる。

それが成長の鍵にもなるようです。

今の延長線ではなく、それ以上の成果を出すための10x。

日々の生活に取り入れやすいポイントはたくさん。

誰しもが、10倍働いて10倍の成果を出したいと思っているわけではなく、短くてもぎゅっと詰め込んで働いて、稼ぐ金額を増やしたいという方が多いのではないでしょうか。

私もそうです。

時間ができれば家庭に使う時間も増やせるしね。

自分の中で何かを変えたい、働き方を見直したい方におすすめの1冊です。